S.T.芸能事務所ブログ
2020年10月30日
2020年4月からスタートした、6カ月放送の番組「結婚式 心の手紙」は、
放送第一回目から現在活躍中の人気司会者が登場。26人の司会者さんに回毎にリレーしてもらいました。
司会者さん自身が体験した、結婚式の心温まるエピソードを手紙に綴り朗読して頂いたんです。
私がこの番組を企画した当時は、コロナ禍以前で結婚式も盛んに開催されていました。
日頃から私は結婚式は、"特別な魔法の時間"と感じていました。
そこにある感動体験を、実際にその場にいる司会者さんに伝えてもらったら、視聴者の方々にリアルに(まるでその場にいたかのように)届ける事ができるのでは、と思ったのです。
放送開始の4月3日の放送開始日は、非常事態宣言の(4月7日)の直前で、春の結婚式は殆どが延期になり始めていました。
そんな中の放送は、ある意味深く染み込みました。そして、延期になってしまった新郎新婦やご家族の気持ちを考えると、気持ちをどう持っていけばいいのか、、、本当に切なくなりました。
放送後もYouTubeで見る事が出来ますので、最近1回目を見直してみました。
(河奈さつきさん放送回)
インフルエンザ陽性の新婦の結婚式のエピソード。偶然ですがコロナ禍の恐怖が広がる中、でも、何があっても "前向きに、今できる事をやる、今を精一杯過ごす" その事がいかに周りの人達を癒し救うか・・・改めて考えさせられました。
このエピソードには、後日談があり、新婦が完全回復した後に、結婚式場の計らいもあり、改めてチャペルで愛を誓ったそうです。新婦は思い描いていた大好きなウエディングドレスで、新郎との思い出を作り、友人達にも二人の幸せな笑顔を見てもらう事が出来たとの事。
そして、更に新郎は内緒で新婦の大好きなお花の花束をプレゼント!会場のスタッフや司会も大きな拍手を送り皆の心の中に温かく清々しい泉が広がったようでした。その時の記念写真には、全員のこれ以上ない笑顔が。
諦めなければ思いは叶う! ですね。